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Nikome Material-1

Nimousaku Inc.

Nikome Material

Services & Products


新潟市産のお米と籾殻から生まれたバイオマス素材

お米の、もうひとつの選択肢

Nikomeは、原料となる「お米」と「籾殻」の配合比率を変えることで、まるで精米歩合の違いのようなテクスチャのバリエーションを持つバイオマス素材。
食用ではない米の使い方を探求することにより、米の可能性を広げる。新潟市内で育てられた原料を使用し、食材のように「原料の作り手の顔が見える」という関係性をマテリアルの領域においても追求する。
Konelは素材開発に伴走し、ブランド開発・プロトタイピング・プロダクトデザインを主幹に担当した。

※新潟市「令和7年度にいがた2km魅力創造・8区連携支援補助金」採択事業


Issue

米の可能性を広げ、農地を守る

新潟では、担い手不足による耕作放棄地の増加が進行している。美味しい米をつくるには多大な労力がかかるため、農地を維持し続けることは容易ではなく、豊かな土壌と美しい田んぼの風景が少しずつ失われている。
また、米作りの過程で生じる籾殻は、これまで十分に活用されてこなかった農業副産物でもある。
ライスレジンの多くはプラスチックの代用品としての環境性能を主な訴求とするものであり、「米らしさ」を特徴としたものを目指した。


Creation

作り手の「顔」が見える素材

1. 顔の見える、透明な素材

原料となるのは、新潟市内で栽培された「資源米(非食米)」と、米作りの副産物として生じる「籾殻」。まるで地元の直売所で野菜やお米を選ぶときのように「誰が、どこでつくったか」が明確な原料を使うことで、非常に高いトレーサビリティをもつ。

2. 五感で感じる、自然の表情

米・籾殻由来の粒子や濃淡がそのまま現れるため、樹脂素材でありながら、ゆらぎのある表情をもつ。
顔を近づければ、ほのかにお米の香りも感じられ、視覚・触覚・嗅覚で自然の気配を感じられる。

3. 石油由来プラスチックを最大60%削減し、CO2も削減

ベース樹脂(PP)に、お米と籾殻を最大60%まで配合。石油資源の使用量を大幅に抑制すると同時に、原料となるお米のCO2吸収効果(カーボンニュートラル)により、環境負荷の低減に貢献する。

資源米とは|豊かな土壌を未来につなぐ選択肢

Nikomeが原料として使用する「資源米」は、複雑な管理を必要としない工業用の品種。手間を抑えた栽培が可能なため、高齢の農家さんや条件の不利な農地でも無理なく稲作を続けられる。

美味しい米作りには多大な労力がかかるため、農地を維持し続けるのは容易ではない。新潟でも担い手不足による休耕田、耕作放棄地の増加が課題であるなか、資源米という第二の選択肢は、農地が休耕田、耕作放棄地となることを防ぎ、豊かな土壌を未来につなぐことに役立つ。

Nikomeが目指す「愛着」というサステナビリティ

近年、「プラスチック問題」が注目を集め、環境負荷低減の観点から様々なリサイクル素材、バイオマス素材が開発されている。Nikomeはその流れの一部にあるが、成分や技術的な由来だけでなく、別の視点も大切にしている。
プラスチック製品の多くは、機能的に故障していない状態で廃棄されているという側面がある。たとえ素材がバイオマスであっても、この「大量に捨てられ続ける」という関係性が変わらない限り、根本的な解決にはならない。
この状態を変化させるための実験として、Nikomeでは、プラスチック製品が持つ「アノニマス性(=作り手が見えない)」をなくし、原料の作り手までが見え、どこでつくられたかがわかる「愛着が湧く」プラスチックのあり方を、実験的に模索する。

まずは新潟から、農家・企業などが小さく連携することで、人とプラスチックの関係性を変える第一歩を目指す。
「捨てにくくて、愛着を持ってしまう」。それが、Nikomeが考えるサステナビリティである。


Technology

配合によって異なる3種のバリエーション素材

「お米」と「籾殻」。2つの原料の配合バランスを調整することで、バイオマス率を精米歩合に見立てた3つのカラーバリエーションを展開。

HAKU(白米):
米 51%・籾殻 0% バイオマス率 51%
白米のみを51%配合。白米が素材化する過程で自然に生まれる、ぬくもりのある色合い。

5-BU(五分づき):
米 30%・籾殻 10% バイオマス率 40%
お米と籾殻をバランスよく配合。自然な色味と、程よい粒子感を持つニュートラルな表情。

GEN(玄米):
米 30%・籾殻 30% バイオマス率 60%
籾殻を多く配合。繊維や粒感を際立たせた、野性味あふれる有機的な表情。


Future

「Nikome Material Lab.」を拠点とした共創

新潟市内の 食とマテリアルの発信拠点複合拠点「米草堂(こめそうどう)」の2階に「Nikome Material Lab.」をオープン。

「Nikome Material Lab.」は、Nikome素材を使用した板材やプロダクトのサンプルに触れ、新たな可能性を体感、探求する場として機能する。 建築家、デザイナー、企業との共創を目指している。

Nikome(原料樹脂)を使用した、家具、什器、プロダクト開発、空間デザイン資源米の稲作体験・産地ツアーのご相談も可能。

問い合わせはKonel、または以下まで。

ニモウサク株式会社
Nikome事業担当:藤澤はるか
Email:nikome@nimousak.com


Project Information

Project Owner

Nimousaku Inc.

Team

    Project Owner

    ニモウサク株式会社

    Material Development Collaboration

    株式会社バイオマスレジンマーケティング

    Creative Producer

    Yuuka Yuasa

    Product Designer

    Kenshi Yokoyama

    Art Director

    Kentaro Sagara (Polarno)

    Graphic Designer

    Maika Sato (Polarno)

    Photographer

    Rikiya Nakamura (Freelance)

    Design Support

    Yoki Kaku

    Engineering Support

    Raishi Yokoyama

Tags

BrandingDesignPhotographPrototyping

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